2025年度香川県弁護士会会長の八木俊則です。
香川県弁護士会のホームページをご覧いただきありがとうございます。
香川県弁護士会は、香川県内に事務所を持つ全ての弁護士が会員となっている団体です。
約200名の弁護士が、県下の各地域で活動しています。
法的な問題は、日常生活の中で突然発生することがあります。
遺産相続、離婚、借金などのお金の問題、刑事事件、労働問題、消費者トラブル、企業法務などのほか、近年では、AI(人工知能)に代表されるような科学技術の発展や情報化、国際化などに伴い、市民・県民の皆様の法的ニーズも多様化しています。
このような問題について、ご自身で解決できない場合はもちろん、「ちょっと第三者の意見を聞いてみたい」という場合であっても、ぜひ身近な弁護士にご相談ください。
「こんなことで弁護士に相談していいのだろうか?」と迷われることもあるかもしれません。しかし、小さな悩みが大きな問題に発展することもあります。早期の対応が重要な場合も少なくありません。
身近に弁護士がいない、相談先が分からないという方は、弁護士会の法律相談をご利用ください。当会では、定期的に法律相談を開催し、県民の皆様が安心して相談できる場を設けています。
またこのウェブサイトの「弁護士に相談する」をクリックすると、県内の弁護士を探していただくことも可能です。
多様化する市民・県民の皆様のニーズに対応するためには、個々の弁護士が、日々研鑽を重ねて知識や経験を磨くとともに、その取扱分野やバックグラウンドにおいて多様な弁護士が地域で活動し、関係機関との連携を深めていくことが重要です。
そのため、弁護士会では、各弁護士に対する研鑽の機会を積極的に提供するとともに、自治体や関係団体とも連携を進めていきたいと考えています。
弁護士の使命は、「基本的人権の擁護」と「社会正義の実現」です。私たちは、一人ひとりの権利が守られ、誰もが公正に扱われる社会を築くための活動を行っています。
現在、私たちが取り組むべき課題は多岐にわたります。再審法の改正や選択的夫婦別姓制度の導入、同性婚の法制化を進めることは、基本的人権の尊重という観点から重要な課題です。また、裁判のIT化への対応やオンライン接見の実現などにも取り組みます。
弁護士会として、これらの課題に対する提言を行い、より良い社会の実現に貢献していく所存です。
どうか今後とも、当会の活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
香川県弁護士会
2025年度 会長 八木 俊則