2026年度香川県弁護士会会長を務めさせていただくこととなりました、弁護士の松本龍太と申します。
就任にあたり、改めて弁護士の役割とその意義について考えてみますと、弁護士法第1条に立ち返ることになります。同条には、「弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする。」と定められております。
私たち弁護士は、自由と正義の実現を使命とし、その達成のために、弁護士会において国家機関のいずれからも監督を受けない高度の自治が保障されています。言い換えれば、これは社会から許され、託されている自治であるといえます。
このような自治が認められている背景には、弁護士という職業に対して、世間の皆様から寄せられている信頼があるものと考えております。この信頼を得続けるためには、日々の業務において真摯に対応することはもとより、社会に向けた公益活動を積極的に行っていくことが不可欠です。
当番弁護士活動、国選弁護活動、法律相談活動、県民の皆様の法的サービスへのアクセス保障、公務への就任など、従前より行われてきた諸活動を着実に継続するとともに、時代の変化に柔軟に対応させながら、より一層充実させていくことが重要であると考えます。
また、県民の皆様に対しましても、これらの公益活動について理解を深めていただき、より一層のご支援とご協力を得ることで、本会としての社会へのコミットメントを強化し、信頼をさらに高めていくことが、本会の重要な役割であり、課題であると考えております。
1年間、どうぞよろしくお願い申し上げます。
香川県弁護士会
2026年度 会長 松本 龍太